出逢い、想い出、そして願い

私が小学生の頃、母と夏休みの工作で、手作りのキャンドルを創ったときのこと。
水の中に蝋をこぼしてしまったことがありました。
慌てる一方で、流れて固まる蝋がとても綺麗で
しばらくそのまま片付けられなかったことを覚えています。
これがすべての始まりです。
中学生の頃、姉がキャンドルを集めていて
定期的に2人でキャンドルナイトをして楽しむようになりました。
灯をともすだけで、いつもいる空間が幻想的な空間になり
まるで別世界にトリップしたような感覚や
安心感に包まれる感覚も今でもよく覚えています。
大人になってから、自分の手で創ることに興味を持った私。
キャンドル作りを本格的に学び、作家、インストラクターとして活動をしていました。
アートの世界が大好きになり、もっとアートに触れたくてアメリカに拠点を移します。
そして、ホームステイ先の家に飾ってある写真とフレーム(額縁)に感動することになります。
家族の写真が一つ一つ大切そうに、重厚感のあるフレームに飾られていました。
どんな家庭も大切そうに、写真をとても素敵に飾っていて
“大切なものをしっかりと大切にしている”ことに心を動かされました。
のちにConnita'の創業当初のサービスのもととなるフレーム(額縁)を
好きになったきっかけでもありました。
その頃、ハリウッドで映画の小道具を制作させていただいていた私はある日
サンタモニカの素敵なギャラリーでエンコースティックアートに出逢いました。
エンコースティックアートを初めて目にした私は、蝋の美しさと可能性に心を打たれ
居ても立っても居られず、すぐにそこのオーナーに懇願し
エンコースティックアートの技法を学び始めました。


その後も形式に囚われないアートを学ぶ為、様々なイベントに足を運び、
直接アーティストに交渉し教えてもらったり、遠方の教室で学んだりしました。
能動的に学び経験したことで、アートを独自な感覚で学ぶことができました。
それまでは、今後もアメリカで活動していこうと思っていましたが
自分のやってきたことを活かし、何か日本で役に立てることがしたい!と思うようになり
日本に帰国し経営学を学びます。
そして香るフォトフレームとともにConnita'が生まれました。
人生を通してやりたいことを改めて考えた時
やっぱり「人を励まし、元気にすること」でした。
それは今までもこれからも、きっと、ずっと変わりません。
そして私をいつも元気にしてくれたのは
アート、人、灯り、香りです。
これらは偉大で、いつも私を強くしてくれました。
これらの要素をConnita'に落とし込み
生み出すことでたくさんの人が元気になる為の手助けができたらと
そんな想いからConnita'は生まれました。
そして少しでもアップグレードな日々を送れるようになれますように。
そんなきっかけがつくれますように。